十割そば羊羹

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ちょっとのDIYで大きな効果 / 花火大会の思い出(20240610)

こんばんは!本日もお疲れ様です。

花火大会や夏祭りのシーズンを迎えつつあり、そろそろ保管している浴衣の様子を見とくか…という気になっています。

去年は家で浴衣着て、ヘアセットも自分でがんばって少し遠くの花火大会に行きました。

下駄でものすごく歩いてようやく芝生席を確保し、しばらく見ていたら急に河川敷からモコモコ煙が上がる。最初は若干BGMも流れていたしそういう演出なのかと思っていたら、普通に火事でした。

当たり前ですがそのまま大会は終わってしまい、消化不良気味の観客みんなで最寄り駅に向けぞろぞろ歩いたのを覚えています。けが人はいなかったそうで本当に良かった。人生でも屈指の印象深い花火大会です。

 

話は戻ります。去年一番困ったのは意外にもヘアアレンジだったのです。

着付けはむしろ自分でやった方が容赦なく紐やらなんやら締められるので良いのです。でも髪は無理。自分で結んだらアホ毛が出てしまったうえ、最後は崩れ気味になってしまった。疲れや汗もあり、命からがら帰宅して鏡を見たらそこには落ち武者がいた。

今年は外注も検討したものの、調べてみると浴衣用のヘアアレンジ単体をちょうどいい価格でやってくれる美容室が近くになく(ミスドもないくらいですからね)、遠くの美容室にはその後着付けに帰ることを考えると頼みにくい。

しかし私はノールックで後ろ髪をいじることにかけては壊滅的で、ふつうの一つ結びでさえ一発成功率は60%を切るのです。見えない部分に取り残しの髪が発生するなど、ノールックゆえの失敗がその多くを占める。そのためどうしても「後ろ髪をリアルタイムで確認しながらヘアアレンジができる仕組み」を構築する必要があります。

今年こそは簡単でもかわいい髪を上手に作る。そう決意し、案を練り始めたのが2か月前。

・見守りカメラを背後に置き、スマホで確認しながら作業する

・姿見を移動して脚立の上に置き、三面鏡と高さを合わせて対面させる

あたりを考えましたが、どちらもなんだかピンとこない。手が邪魔になって作業部分がうまく見えないのも困るし、そもそも準備がめんどくさい。せっかくだったらもっと日常的に、気軽に後ろ髪を確認できるようにしたいんじゃ。

「後ろ姿 モニター」とか入れて検索すると、暗い部屋で青く光るモニターを見つめているGeekな皆さんの後ろ姿の画像がいっぱい出てくる。違う、そうなんだけどそうじゃない。

 

そうしてインターネットの海をさまよううち「洗面台鏡の背後天井付近に鏡を設置するとよい、ただし角度調整は必要」という情報に行き当たりました。いたぞ、天才だ!囲め!

さっそく本日作業しました。善は急げ。

作業後、洗面台の鏡越しに背面上部のミニ鏡に後ろ姿が映っている写真

小さい鏡を見上げると洗面台の照明使って後ろの毛流れの確認もできる写真

これこれ!!これよこれ!

一人での作業は鏡の角度決めにかなり難儀しました。椅子にのぼって鏡の角度を調整する人と、下で映り具合を確認する人で分業が理想と思われます。

使わなくなった鏡に結束バンドを掛けてフックで吊り、壁面と接する下辺をコクヨのひっつき虫でとめています。耐震面をもう少し突き詰める必要がありますが、とりあえず求めていた環境は実現されている。これがやりたかったんだよ!

手が邪魔になる云々も鏡を天井付近に設置してしまえば全然関係ないし、常設だから日常のお出かけ前チェックに姿見をえっちらおっちら持ち出してくる必要もない。

先ほどさっそく軽いまとめ髪をやってみました。もう効率が全然違う。おだんごもハーフアップも毛束を取り過ぎずしっかり中央に作れるし、いつもは落ちてくるヘアクリップも髪のホールドが上手に決まりすぎて最終的にプロシュートの兄貴みたいになった。

上部後方から俯瞰気味の視界を手に入れた瞬間これほどやりやすくなるとは。これなら不器用な私でもなんとか去年よりマシなヘアアレンジで花火大会に臨めるかもしれません。先達の知恵に深く感謝。

知見を共有してくれるみなさん本当にありがとうございます、ちょっとしたDIYの備忘録で救われる魂があります。

私もなんかやったらまだ見ぬ誰かのために積極的に記録を残していこう、うまくいってもいかなくても…。

 

読んでくださりありがとうございました!明日もぼちぼちまいりましょうね。